人身事故

なんか突然書きたくなったので書きます

「人身事故」って単語を見たときにみなさんが抱く感情はどんなでしょうか

僕は、悲しいなあ、です。善人ぶったっていいじゃない、人間だもの

僕が高2の時だったでしょうか。隣町の高校生が電車に飛び込んで自殺しました。田舎のコミュニティなんかたかが知れてるのでもちろん彼のことを知る者も多く、簡単に言うと彼は僕の友達の友達(会ったこともないし顔も知りませんでしたが)でした。ショックを受けてる友達も多く僕はいたたまれない気持ちでした。

飛び込み自殺なんて地元じゃめったに起こらなかったので、まあショックでした。顔も知らない人でしたが人が一人亡くなって、その人の友達は僕の友達で悲しんでる人も僕の目の前にたくさんいて。

時は流れて僕は東京に来てほぼ毎日電車に乗るようになりました。そして毎日人身事故が起こっているということに驚きましたが、みんなそのことについて思うのは電車を遅らせやがってくらいの感想だというのに驚いたというかショックというかぶっちゃけ人が死んでるのに誰もなにも思わないことが理解できませんでした。

自分に関係のない人がどうなろうとどうでもいいって思うことはある意味正常なのかもしれませんね。それは間違っている!なんて偉そうに言えるほど僕は徳の高い人間でもありません。井上陽水のとある歌の中に

都会では自殺する若者が増えているらしい、そんなことより今は傘がない

みたいな歌詞があります。溢れるほどの人間がいる中でひとつひとつ心を痛めていたら疲れ切って生きていけません。

でも、自分に関係のある人とない人の境界ってなんなんですかね。

たとえ関係がない人でも人が死んで何も思わない人間にはなりたくないなあと思うのです。

そんな生き方疲れるだけですけどね。

ただの善人アピールになっちゃいましたね。気持ち悪いやつだと笑ってやってください。

雑記

Posted by のふお