ハリネズミのジレンマ

僕と同じ学科の人と、生命情報コースの先生でゲームを作ったりイベントを企画運営したりしています。この時期から偉い先生に関わらせていただくのはありがたいことです。

今日その先生とミーティングがあって、とあるきっかけで進路の話になりました。僕は正直いろんな人に自分のことを話すのが好きではありません。本当に信頼できる人とそういう話をするのは心の支えになるんですけど。

その先生は学部3年のとき自分が何をしたいか探すために1年休学してバックパッカーをしていたそうです。そこで思ったのは、自分は自由に生きて気の向くままに研究をしていくのが一番幸せな道だっておっしゃっていました。

道に迷ったとき、これだけはゆずれないという信念は生きる道標になります。僕の道標は、たぶん誰かに認められたい、必要とされたいという承認欲求でした。…だったはずなんですが、それがいつしか屈折してしまい、嫌われないように生きることが僕の正義となってしまいました。

他人に嫌われないように生きるために一番簡単な方法は、他人と関わらないことです。だから他人に心を開かないようにしようと思ってた時期もありましたし、今も本心を他人に見せることはあまりありません。勘のいい人には気づかれてますけどね…笑

ハリネズミのジレンマを知っていますか。他人に近づきたいのだけれど自分の棘で相手を傷つけてしまうから近づけないアレです。僕はハリネズミです。どうすれば自分も相手も傷つけずに他人と深く関わることができるんですかね。もしくは傷ついても僕と関わりたいと思ってくれる人が見つかるんでしょうか。ありのままの僕を許容してくれる人がいたら僕は変われるかも知れない。

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雑記

Posted by のふお