『インターステラー』

インターステラー観ました。いやぁすごい映画だった。すごいしか言えない。終わり。

まぁ終わらないんですけど。最近人間の内面に焦点を当てた作品ばっかり触れてたから、こういうクソデカスケールの映画は久々で新鮮でした。同じジャンルにばかり触れてると思考と嗜好が凝り固まって良くないなと感じました。以下はあらすじです。

近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。

創作者って一般的に自分が認識できるものしか作れないと思ってるんだけど、この映画は宇宙や時間のスケールをそれらしく(実際に正しいか僕は知らないのでこういう書き方をしてますが)壮大に表現しててすげえなと思った。

調べたらカリフォルニア工科大の物理の人も監修してるみたいですね。

邦画でこういう本格的なサイエンスしてる作品って何があるだろう……。そこまで映画観てないってのもあるけどシンゴジラくらいしか思いつかないな。あれもかなり良作だったと思う。他におもしろい作品あれば教えてください。

こういう作品が生まれにくいのは脚本家がそういう畑の出身であることや、そういう専門家の協力が必要だからで、それは結構難しいからなんでしょうか。逆に異世界転生モノが流行るのはそういうリアルの都合を考えなくていいかららしいですね。

とはいえサイエンスを創作に取り入れると今生きてる世界にそういう現象が存在すると感じられるロマンが段違いですよね。科学畑の人はぜひ映画監督になるか小説書いて映画化されてください。一枚噛ませていただきます。

しかもインターステラーは世界設定が重厚なだけじゃなく、人間模様や世界の終末に置かれた人間心理もしっかり描かれてるんですよね。この手の作品って大体詰め込みすぎて「結局よくわからなかった^^」ってなりがちですけどそれもなくちゃんとまとめられててほんと感動しました。一生かかっても書ける気がしませんねこういう作品。

……全然魅力を伝えられた気がしない。とにかく見てほしい作品です。最後の30分は圧巻でした。

見た後、やっぱり人間は社会的な生き物なんだと思いました。自分は社会とのかかわりをなるべく薄く保ちたいし、他人と生きてくのもましてや一緒に生活するのは無理だろうなと思ってる節があります。社会的動物として負けてます。

ただそれでも、他人と協力したり同じ方向を向ける自分になった姿を想像すると羨ましいと思わずにはいられないのです。そして、死ぬときに孤独を感じながら死ぬのを想像するとたまらなく恐ろしいのです。

映画

Posted by のふお